内科

内科疾患の治療や健康診断への対応など、包括的な健康サポートを行っています

幅広い症状・疾患に対して検査・治療をいたします。

内科は内臓の病気に対して手術のような外科的処置を行わず、主に薬を用いて治療を行う医学分野のことです。当クリニックでは内科として、風邪や腹痛などの一般的な内科疾患の治療だけでなく、糖尿病、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)といった生活習慣病の治療に取り組んでいます。

また、入社するに当たって必要な健康診断や特定健康診断も実施しています。インフルエンザや肺炎球菌などの各種予防接種の実施もしています。ご利用される方はお気軽にご相談ください。その他にも様々な事情から通院が困難な方のための訪問診療にも取り組んでいます。

地域のホームドクターとして、病気の治療だけでなく健康維持や病気予防という観点からも、皆さまの健やかな生活に貢献していけたらと思います。何かありましたら、ぜひお越しください。

糖尿病

当クリニックには月に一度、糖尿病専門の医師が診察を行っています。糖尿病は血糖値が慢性的に高くなる病気です。遺伝、食事の欧米化、運動不足やストレスなどが原因であるとされています。進行すると脳卒中や心筋梗塞など命にかかわる合併症の原因になるおそれもあります。 糖尿病の初期は自覚症状がないことが多く、健康診断で数値の異常の指摘を受け、ご来院される方が多いです。

糖尿病を予防するためには、日頃から規則正しい生活を送ることが大切です。治療も基本的には食事療法、運動療法です。これは食べる量や食べ方を調整することで、血糖値をコントロールする治療法です。例えばブドウ糖の元になる糖質は、それだけが身体に入ると血糖値を急激に上昇させます。炭水化物を摂るときはおかずを一緒に食べる、もしくはおかずを先に食べて血糖値の急上昇を防ぐようにしましょう。また、運動は血液中の糖が筋肉に取り込まれ血糖値が下がるので、適度な運動を取り入れることもおすすめしています。

食事療法と運動療法で改善が見られない場合は、インスリン注射や経口血糖降下薬など薬物療法を行うこともあります。同じ病気であっても、患者さまの体質や生活習慣によって治療方法は異なりますので、治療の際には患者さまのお話をじっくりと伺い、お一人おひとりの状態を把握した上で治療方針をご提案します。糖尿病の治療は長期にわたりますので、患者さまとの関係を築きながら二人三脚で治療を行います。

糖尿病は初期症状が分かりにくい為、血糖値を測り危険性がないか確認していきます。

予防接種

当クリニックではインフルエンザをはじめ、肺炎球菌、帯状疱疹など各種予防接種が可能です。ご希望がありましたらお伝えください。

特にインフルエンザは高熱や関節痛などの症状を引き起こしますので、学校や会社で流行する前に予防接種を受けていただくことをお勧めします。ご高齢の方やお子さまがインフルエンザにかかると、肺炎や急性筋炎などの合併症を引き起こす場合もあり大変危険です。 予防接種を受けるだけでなく、外出後の手洗い、うがいも行ってください。疲労気味の時には人ごみを避け、マスクを着用することをお勧めします。

予防接種を受ける時期や詳しい内容については、お気軽にご相談ください。また、インフルエンザの疑いがある場合には、お早めにご来院ください。当クリニックは小学校や高校が近くにあり、事前にご連絡いただければ平日の学校帰りに予防接種を行うことも可能です。

訪問診療

当クリニックでは様々な事情から一人で通院するのが困難な方、老人ホームなどの入居施設に入られているご高齢の方のため、個人宅や入居施設への定期的な訪問診療を行っています。基本的には入居施設がメインとなりますが、ご希望があれば個人宅へお伺いすることも可能です。

対応している地域が限られていますので、ご利用を希望される方は一度ご相談ください。病院への通院が困難な方に快適な診療を受けていただき、そしてご家族の負担を減らすためにも、このような訪問診療の取り組みに力を入れていきたいと考えています。

全ての患者さまにご利用いただけるわけではありませんが、可能な限りで対応していきたいと思います。

呼吸器内科

呼吸器疾患に関する各種検査や治療に取り組んでいます

当クリニックでは呼吸器内科の診療を行っています。呼吸器内科では喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、結核、アレルギーなど呼吸器に関連したお悩みの検査や治療に対応しており、患者さまの状態に応じた検査・治療をご提案することができます。

また、身体内に十分な酸素が上手く取り込めないという患者さまのため、在宅酸素療法をご案内することも可能です。こちらの治療は症状が安定している方にしか適応ではありませんが、気になる方は一度ご相談ください。

呼吸器疾患は風邪症状から発展することもあります。咳や息苦しさが1週間以上続くようであれば早めに受診いただき、検査・治療を受けていただくようお勧めしています。対応している検査としては、レントゲン検査、スパイロメーター(肺機能)検査、血液検査などがあります。

循環器内科

自覚症状が少ないからこそ、少しでも違和感を覚えたらすぐに受診してください

超音波診断装置は痛みもなく簡単に体内の検査ができます。

循環器内科では心臓や血管などの循環器に関連した疾患への対応を行っています。該当する疾患としては、高血圧症、狭心症、心筋梗塞、不整脈などがあり、中には命に関わってくるものもあります。しかし、循環器疾患は自覚症状が少なく気付きにくいという特徴があります。気づかないうちに症状が進行してしまうこともあるため、少しでも気になる症状がある際は速やかに検査をしていただくお勧めします。

代表的な自覚症状として胸痛があります。また、循環器疾患は生活習慣病とも深く関連していると言われており、生活習慣病の合併症として引き起こされることもあります。

対応している検査としては、血圧測定、心電図測定、エコー(超音波)検査などがあります。

消化器内科

腹痛や便秘が続く場合は、何らかの消化器疾患の可能性があります

レントゲン室です。機器は被曝量が少ないものを取り入れております。

消化器内科では食道、胃、小腸、大腸、十二指腸、肝臓などの消化器に関連した疾患に対応しています。代表的な消化器疾患としては食道炎、胃炎、胃ポリープ、大腸炎、大腸ポリープ、ピロリ菌感染などがあります。

症状としては腹痛や便秘などが発現することが多く、これらが続く場合は一度検査をしていただくお勧めします。特に女性の方は便秘症状に悩まれている方が多くいらっしゃいます。恥ずかしいから病院に行くのに抵抗があるという方もいらっしゃるかと思いますが、もしかすると何らかの消化器疾患に罹っている可能性もあります。

対応している検査としてはレントゲン検査やエコー(超音波)検査があります。消化器内科として標榜していますが、他の科目の診療と明確に区別しているわけではないので、お気軽にご相談いただければと思います。